次の各文章は、平成30年4月1日時点で施行されている「工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準」(以下、『工場等判断基準』と略記)の内容及びそれに関連した管理技術の基礎について述べたものである。
これらの文章において、「工場等(専ら事務所その他これらに類する用途に供する工場等を除く)」における『工場等判断基準』の本文に関連する事項については、その引用部を示す上で、
「I エネルギーの使用の合理化の基準」の部分は『基準部分(工場)』、
「II エネルギーの使用の合理化の目標及び計画的に取り組むべき措置」の部分は『目標及び措置部分(工場)』
と略記する。
【1】~【15】の中に入れるべき最も適切な字句等をそれぞれの解答群から選び、その記号を答えよ。
また、【A a.b】~【E abcd】に当てはまる数値を計算し、その結果を答えよ。ただし、解答は解答すべき数値の最小位の一つ下の位で四捨五入すること。なお、単位のm³Nはガスの標準状態での体積を表す。(配点計100点)
(1) 『工場等判断基準』の『目標及び措置部分(工場)』では、措置を講ずべき対象としているエネルギー消費設備等は、「燃焼設備、熱利用設備、廃熱回収設備、【 1 】 設備、電気使用設備、空気調和設備・給湯設備・換気設備・昇降機等、照明設備及び工場エネルギー管理システム」である。
また、各設備について、エネルギーの効率的利用を検討することが求められており、例えば、電気使用設備については、【 2 】 を向上させるように管理標準を設定し、設備の運転、維持等を行うこと、が求められている。
小問1の選択肢を表示
解答欄
解答欄 1
未回答
コージェネレーション
コンバインドサイクル発電
再生可能エネルギー発電
稼働率
故障発生率
保守状況
解答欄 2
未回答
コージェネレーション
コンバインドサイクル発電
再生可能エネルギー発電
稼働率
故障発生率
保守状況
解説
(2) 再生可能エネルギーによる発電の一つとして風力発電がある。風力発電システムは、風の運動エネルギーを電気エネルギーに変換するシステムであり、その発電電力は、原理的には風速の【 3 】 乗に比例する。
小問2の選択肢を表示
解説
(3) 気体の比熱として、定圧比熱と定容比熱が定義されている。理想気体では、定圧比熱と定容比熱の差は、【 4 】 となり、気体の種類によって決まる一定の値をとる。
小問3の選択肢を表示
解説
(4) 1m³Nの水素を、酸素濃度(体積割合)が30%の酸素富化空気で完全燃焼させる際に必要となる酸素富化空気量は、【 5 】 [m³N]である。なお、m³Nはガスの標準状態での体積であることを表している。
小問4の選択肢を表示
解説
(5) 周囲環境と熱的に平衡状態にある物体の表面では、周囲環境からの放射エネルギーに対して、エネルギー保存の法則から、反射率+吸収率+透過率=1が成り立つ。これらの中で、物体の表面の放射率に等しいのは、【 6 】 である。
小問5の選択肢を表示
解説
(8) 『工場等判断基準』の『基準部分(工場)』は、加熱及び冷却並びに伝熱の合理化について、「加熱、熱処理等を行う工業炉については、設備の構造、被加熱物の特性、加熱、熱処理等の前後の工程等に応じて、熱効率を向上させるように管理標準を設定し、【 8 】 を改善すること。」を求めている。
小問7の選択肢を表示
解説
(14) ある工場では、最大需要電力を3000kWに抑えることにしている。ある日の14時からの30分間について考える。14時から14時15分までの使用電力量が1000kW·hであったとすると、残りの14時15分から14時30分までの15分間の平均電力を [kW]以下とする必要がある。ここでは、需要電力は使用電力の30分間の平均値とする。
(15) 変圧器の損失は、負荷の大きさに依存しない無負荷損と、負荷電流の大きさによって変動する負荷損に分けられ、負荷電流の大きさにより効率は変化する。負荷の力率が変わらないとしたとき、変圧器の効率は【 12 】 になる負荷のときに最も高くなる。
小問10の選択肢を表示
解答欄
解答欄 2
未回答
負荷損 = 無負荷損
負荷損 = √2 × 無負荷損
負荷損 = √3 × 無負荷損
解説
(16) 送風機の所要動力P[kW]は、風量をQ[m³/min](質量流量G[kg/min])、風圧(吐出側と吸込側の全圧の差)をH[Pa]、送風機の効率をη[%]とすると、【 13 】 ×10⁻³[kW]で表される。
小問11の選択肢を表示
解答欄
解答欄 1
未回答
(GH × 100) / (60 × η)
(GH × η) / (60 × 100)
(QH × 100) / (60 × η)
(QH × η) / (60 × 100)
解説
(17) 電気化学反応では、電極界面においてイオンと電子の間で電気のやり取りが行われる。ファラデーの法則によれば、電流が通過することにより電極上において析出又は溶解する化学物質の質量は、通過する電気量に比例する。また、同じ電気量によって析出又は溶解する化学物質の質量はその物質の式量Mと反応電子数zで決まり、【 14 】 に比例する。
小問12の選択肢を表示
解説
(18) 照明設備について、『工場等判断基準』の『基準部分(工場)』は、日本工業規格の照度基準等に規定するところにより管理標準を設定して使用すること、また、調光による減光又は消灯についての管理標準を設定し、過剰又は不要な照明をなくすことを求めている。
JIS Z 9110:2011「照明基準総則」では、事務所ビルにおける事務室の推奨照度範囲は【15】[lx]としている。
小問13の選択肢を表示
解答欄
解答欄 1
未回答
150~300
500~1000
1500~2000
解説