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出典:令和02年度 エネルギー管理士 第3問

問題 3

令和02年 - エネルギー管理士

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小問 1
問題 r02_3_1
次の各文章は、令和2年4月1日時点で施行されている「工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準」(以下、『工場等判断基準』と略記)の内容及びそれに関連した管理技術の基礎について述べたものである。 これらの文章において、『工場等判断基準』の本文に関連する事項については、その引用部を示す上で、 「Ⅰ エネルギーの使用の合理化の基準」の部分は、『基準部分』、 「II エネルギーの使用の合理化の目標及び計画的に取り組むべき措置」の部分は、『目標及び措置部分』 と略記し、特に「工場等(専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等を除く)」における『基準部分』を『基準部分(工場)』と略記する。 【1】~【14】の中に入れるべき最も適切な字句、数値又は式をそれぞれの解答群から選び、その記号を答えよ。 また、【A a.b】~【F abcd】に当てはまる数値を計算し、その結果を答えよ。ただし、解答は解答すべき数値の最小位の一つ下の位で四捨五入すること。(配点計100点) (1) 『工場等判断基準』の『基準部分(工場)』は、次の6分野ごとに工場等で遵守すべき基準を示したものである。 ① の合理化 ② 加熱及び冷却並びに伝熱の合理化 ③ 利用 ④ 熱の動力等への変換の合理化 ⑤ 放射、伝導、抵抗等によるエネルギーの損失の防止 ⑥ 電気の動力、熱等への変換の合理化 この6分野に関して、おのおのに「管理」、「計測及び記録」、「」、「新設・更新に当たっての措置」の4項目について遵守内容が定められている。
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小問 2
問題 r02_3_2
(2) 熱交換器の熱媒体として、空気と水は広く使用される。この空気と水の流体としての特性を比較すると、温度の上昇とともに粘性が高まるのは、である。
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小問 3
問題 r02_3_3
(3) 炭化水素系の燃料が完全燃焼しているとき、供給された空気中の酸素と反応して、炭素からはCO₂、水素からはH₂Oが生成される。このときの反応式から、1molのブタン(C₄H₁₀)を完全燃焼させるのに必要な理論酸素量を求めると、[mol]である。 (4) 外部から物体に放射エネルギーが与えられているとき、熱的な平衡状態にあれば、その物体の反射率、吸収率、透過率に関して、エネルギーの保存則からの関係がある。
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小問 4
問題 r02_3_4
(5) 加熱炉の平板炉壁の熱伝導について考える。厚さ20cmの断熱レンガを用い、炉内側の壁面温度が660℃、外面温度が60℃で、このときの通過熱流束が750W/m²であった。この断熱レンガの熱伝導率は×10⁻¹ [W/(m·K)]である。 (6) 蒸気加熱では主に凝縮潜熱が利用されるが、使用される蒸気は湿り蒸気であることが多い。 『工場等判断基準』の『基準部分(工場)』の中でも、このような利用における蒸気の乾き度を適切に維持することが求められている。この乾き度とは、湿り蒸気全体に対する飽和蒸気の割合を示すものである。
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小問 5
問題 r02_3_5
(7) ボイラの設備容量(大きさ)は、一般に定格蒸発量で表されるが、相対的な評価を行う上では換算蒸発量を用いる場合がある。これは、標準大気圧のもとで、100℃の飽和水を100℃の飽和蒸気にする場合の蒸発量(蒸発潜熱=2257kJ/kg)に換算して表したものである。 あるボイラの換算蒸発量W[kg/h]は、実際の蒸発量W'[kg/h]と、そのときの給水の比エンタルピーh_w[kJ/kg]及び発生蒸気の比エンタルピーh_s[kJ/kg]を用いて次式で求められる。 W = W' ×
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小問 6
問題 r02_3_6
(8) 『目標及び措置部分』の「その他エネルギーの使用の合理化に関する事項」の(1)項では、「熱の効率的利用を図るためには、有効エネルギー(エクセルギー)の観点からの総合的なエネルギー使用状況のデータを整備するとともに、熱利用の的な整合性改善についても検討すること」が求められている。
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小問 7
問題 r02_3_7
(9) ある工場で、省エネ法に定められたとおり、エネルギー使用量を原油の量に換算した量を、製品の生産数量で除した値をエネルギー消費原単位として管理している。この工場の前年度の原油換算のエネルギー使用量は4000kLで、生産数量は600個であった。 一方、今年度の原油換算のエネルギー使用量は4500kLで、生産数量は700個であった。その結果、この工場の今年度のエネルギー消費原単位は、前年度の[%]となる。 (10) エアコンディショナーのエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等において、現在国内向けに出荷する業務の用に供するために製造されたエアコンディショナーは、エネルギー消費効率としてを用いることが定められている。この基準エネルギー消費効率の値は、冷房能力により異なるが、およその範囲にある。
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小問 8
問題 r02_3_8
(11) ある火力発電所の1時間当たりの発生電力量が150000[kW·h]、このとき使用した燃料量が34kL、燃料の高発熱量が40MJ/Lであった。このときの火力発電所の高発熱量基準の平均熱効率は、[%]である。 (12) 三相誘導電動機が、線間電圧200V、線電流200A、力率80%で稼働している。この電動機の効率を90%とすると、軸出力は[kW]である。ただし、√3=1.73とする。 (13) ある工場では、最大需要電力を5400kW以下に抑えることにしている。ある日の9時から9時30分までの30分間について考える。9時から9時20分までの電力使用量が2400kWhであるとすると、9時20分からの残り10分間の平均電力を[kW]以下とする必要がある。ここで、最大需要電力は使用電力の30分ごとの平均値で管理する。 (14) 変圧器は、電圧を変えるのに用いられる。電力損失や漏れ磁束のない理想変圧器を考え、一次側の巻線の巻数をN₁、電圧をV₁、電流をI₁、二次側の巻線の巻数をN₂、電圧をV₂、電流をI₂とすると、これらの間にはの関係が成り立つ。
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小問 9
問題 r02_3_9
(15) 一般の電動機では、回転運動によって電動機軸に負荷に応じたトルクが発生する。回転速度がn[min⁻¹]で回転している電動機の軸出力がP[kW]であるとき、軸トルクTは円周率πを用いて、×10³ [N·m]で表される。
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小問 10
問題 r02_3_10
(16) 電気加熱には、被加熱物自身の発熱により、内部からの加熱ができる加熱方式がある。内部加熱ができる加熱方式のうち、誘導加熱は、コイルの内側に導電性の被加熱物を置き、コイルに交流電流を通じたときに被加熱物に誘起されるを利用するものである。
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小問 11
問題 r02_3_11
(17) 照明設備について、『工場等判断基準』の『基準部分(工場)』は、JISの照明に関する規格及びこれに準ずる規格の規定するところにより管理標準を設定して使用すること、また、調光による減光又は消灯についての管理標準を設定し、過剰又は不要な照明をなくすことを求めている。 JISの「照明基準総則」では、事務所ビルにおける事務室の推奨照度範囲を[lx]としている。
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