令和05年
サイクルの熱効率ηは、供給される熱量QHと放出される熱量QLを用いて、以下の式で定義されます。
問題文では、「QLが等しい」という条件が与えられています。この条件のもとで、QHの大小が熱効率ηにどのように影響するかを考えます。
したがって、QLが等しい場合、QHの大きいサイクルほど熱効率は高くなります。
小問2の解説より、図3(B)のT-s線図において、放熱量QLは両サイクルで同一量であり、供給熱量QHは以下の通りであることが示されています。
図3(B)のT-s線図を比較すると、状態bからcへの曲線(ディーゼルサイクル)が状態b'からcへの曲線(オットーサイクル)よりも、T-s線図上では右側に位置し、かつ、同じ最大温度点cに到達しています。T-s線図における曲線下の面積は熱量を表すため、ディーゼルサイクルの定圧加熱過程(b-c)の面積は、オットーサイクルの定積加熱過程(b'-c)の面積よりも明らかに大きいことが視覚的に判断できます。
このことから、本条件では以下の関係が成り立ちます。
そして、小問2の解説で述べられている通り、QLは両サイクルで等しいとされています。
【5】の解説で明らかにしたように、「QLが等しいので、QHの大きいサイクルの方が熱効率は高く」なります。したがって、ディーゼルサイクルのQHがオットーサイクルのQHよりも大きいため、ディーゼルサイクルの熱効率はオットーサイクルよりも高くなります。
よって、本条件では、オットーサイクルに対してディーゼルサイクルの熱効率は高くなります。
※この解説はAIによって自動生成されています。正確な情報が必要な場合は、公式のテキストや問題集を併せてご確認ください。