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解説 - 問題 3

令和05年

(19) 照明設備を設置するときに照明器具の必要台数などを決める重要な要素の中で、光源からの光束がどのくらい被照面に到達するかを示す指標として【14】がある。
【14】は、使用する照明器具の配光特性や効率によって影響を受け、また、対象とする部屋の室指数が大きいほど高く、内装材の反射率が高いほど高くなる。

解説

(19) 照明設備に関する指標の解説

照明設備を設計する際、光源から放射された光束が、実際に照明の対象となる被照面(作業面など)にどの程度の割合で到達するかを示す重要な指標があります。これが解答欄【14】で問われている内容です。

解答欄【14】の正解は、[イ] 照明率 です。

【14】 照明率について
  • 照明率 (Utilization Factor) とは:
    照明率は、光源(ランプ)から発せられた全光束のうち、実際に作業面や被照面に到達して有効に利用される光束の割合を示す指標です。この値は0から1の間で表され、高いほど効率的に光が利用されていることを意味します。
  • 照明率の計算:
    照明率は、一般的に以下の式で定義されます。

    照明率 = (被照面に到達する光束) / (ランプから発せられる全光束)

    この式が示す通り、照明率が高いほど、光源の光を無駄なく被照面に届けることができるため、必要な明るさ(照度)を得るために必要な照明器具の台数を減らすことができ、省エネルギーに繋がります。

  • 設問文との整合性:
    設問文には「光源からの光束がどのくらい被照面に到達するかを示す指標」とあり、これは照明率の定義そのものです。 また、「使用する照明器具の配光特性や効率によって影響を受け」るという点も照明率の特性です。例えば、下方配光の器具は天井への光の損失が少なく、照明率が高くなります。 「対象とする部屋の室指数が大きいほど高く」なるのは、室指数が大きいほど部屋が広かったり、光源からの光が壁などに吸収される機会が相対的に少なくなるためです。 さらに、「内装材の反射率が高いほど高くなる」というのも照明率の重要な特性です。壁や天井、床などの内装材の反射率が高いと、光源から直接被照面に届かない光も反射によって有効活用されるため、照明率が向上します。
他の選択肢について
  • [ア] ランプ効率:
    ランプ効率(または光束効率)は、ランプが消費する電力1Wあたりに発生する光束(ルーメン)の量を示す指標です。単位は[lm/W]です。これはランプ単体のエネルギー変換効率を表すものであり、光源から発せられた光がどれだけ被照面に到達するかという「空間的な光の利用効率」を示すものではありません。したがって、設問の趣旨とは異なります。
  • [ウ] 調光効率:
    調光効率とは、照明器具を調光運転した際に、定格運転時と比較してどの程度効率が維持されるか、あるいは電力削減効果が得られるかを示す指標です。これは主に調光システムの省エネルギー性能を評価する際に用いられ、光源からの光束が被照面に到達する割合を直接的に示すものではありません。したがって、設問の趣旨とは異なります。

以上の理由から、設問の要件に最も合致するのは「照明率」であり、これが正解となります。

※この解説はAIによって自動生成されています。正確な情報が必要な場合は、公式のテキストや問題集を併せてご確認ください。