令和05年
この問題は、火力発電設備の発電出力と熱効率から、燃料である天然ガスの消費量を求める問題です。
まず、適用する公式を明確にします。
与えられた値を整理します。
求める値は1時間当たりの天然ガスの平均使用量 V [m3/h] です。
計算手順を追って説明します。
ステップ1: 単位の統一
計算を容易にするため、全ての単位をSI単位系に統一します。特に、時間単位を「秒 (s)」から「時間 (h)」に、エネルギー単位を「メガジュール (MJ)」から「ジュール (J)」に、電力を「メガワット (MW)」から「ワット (W)」に変換します。
ステップ2: 発電に必要な燃料の総投入熱量 (Q_in) を求める
発電出力 P = Q_in × η の式から、Q_in を求めます。
Q_in = P / η
Q_in = (200 × 10^6 J/s) / 0.40
Q_in = 500 × 10^6 J/s
これは、1秒あたりに燃料から供給されるべき熱量です。
ステップ3: 1時間当たりの総投入熱量を求める
求める天然ガス使用量の単位が [m3/h] なので、熱量も1時間あたりの値に変換します。
1時間 = 3600秒
Q_in (1時間あたり) = Q_in (1秒あたり) × 3600 s/h
Q_in (1時間あたり) = (500 × 10^6 J/s) × 3600 s/h
Q_in (1時間あたり) = 1800 × 10^9 J/h = 1.8 × 10^12 J/h
ステップ4: 天然ガス使用量 (V) を求める
Q_in (1時間あたり) = V × H_H の式から、V を求めます。
V = Q_in (1時間あたり) / H_H
V = (1.8 × 10^12 J/h) / (45 × 10^6 J/mN3)
V = (1.8 / 45) × 10^(12-6) [m3/h]
V = 0.04 × 10^6 [m3/h]
V = 40000 [m3/h]
問題の解答形式は【D】 \times 10^{【d】}[m3/h] であり、解答欄【D】の正解が「4.0E+04」であることから、D = 4.0、d = 4 となります。
したがって、1時間当たりの天然ガスの平均使用量は 4.0 × 10^4 [m3/h] です。
解答:
【D】4.0
この問題は、三相電動機の有効電力、線間電圧、力率から、線電流を求める問題です。
まず、適用する公式を明確にします。
与えられた値を整理します。
求める値は、この電動機に供給される1相当たりの電流です。三相平衡負荷の場合、通常は線電流 (I_L) を求めることが一般的です。電力計算も線電流を用いて行われます。
計算手順を追って説明します。
ステップ1: 単位の統一
有効電力の単位をキロワット (kW) からワット (W) に変換します。
ステップ2: 公式を変形し、線電流 (I_L) を求める
P = √3 × V_L × I_L × cosφ の式を I_L について解きます。
I_L = P / (√3 × V_L × cosφ)
ステップ3: 値を代入して計算する
I_L = (40 × 10^3 W) / (1.73 × 200 V × 0.82)
I_L = 40000 / (1.73 × 200 × 0.82)
I_L = 40000 / (346 × 0.82)
I_L = 40000 / 283.72
I_L ≈ 140.98 A
これを問題の解答形式【E】×102[A]に合わせます。
I_L ≈ 140.98 A = 1.4098 × 10^2 A
問題の解答欄【E】の正解が「1.4」であるため、有効数字2桁に丸めて
I_L ≈ 1.4 × 10^2 A
したがって、E = 1.4 となります。
解答:
【E】1.4
この問題は、交流回路における力率の定義に関する穴埋め問題です。
まず、力率の定義を説明します。
交流回路では、電源から供給される全電力を「皮相電力」、実際に負荷で仕事に変換される電力を「有効電力」、そして磁界の形成などに消費され、仕事に変換されない電力を「無効電力」と呼びます。これらの電力の関係は、直角三角形で表すことができ、皮相電力が斜辺、有効電力が底辺、無効電力が高さに相当します。
力率 (Power Factor) とは、電源から供給される電力のうち、どれだけが有効電力として利用されているかを示す割合です。 したがって、皮相電力に対する有効電力の割合で定義されます。
力率 = 有効電力 / 皮相電力
各選択肢の内容を確認します。
力率が低くなると、皮相電力に対する有効電力の割合が小さくなるため、同じ有効電力を得るために大きな電流を流す必要が生じます。これにより、送電線や変圧器などの設備に流れる電流が増加し、抵抗による電力損失(ジュール熱)が増加したり、電圧降下が大きくなったりするなどの問題が発生します。
したがって、正解は、力率を「有効電力 / 皮相電力」で表す[ア]です。
解答:
【9】[ア] 有効電力 / 皮相電力
※この解説はAIによって自動生成されています。正確な情報が必要な場合は、公式のテキストや問題集を併せてご確認ください。